トライアンフ&極東レーサー
以前に2回ほど日記に書いた祖父のトライアンフですが、正月に回収してきました。
昭和42,43年の全国選抜オートレース大会優勝車両です。(ダート時代です)
ちなみに、昭和38,39年は別の車両(キョクトー)で優勝、40年は準優勝しており、
その車両も回収してきました。
写真(左)が祖父その人と650ccのトライアンフレーサー。当時のライディングを
教えてもらっている所です。
写真(右)はキョクトー(極東内燃機製作所)。600cc単気筒です。
メカについてもざっと説明を受けましたが、一見似ていても、今のものとは
相当に違いますね・・・。インジェクション世代の私には内燃機関の基礎模型の
ようです。マグネトーとか初めて見ました。
それにしても、覚悟はしていましたが相当の痛み具合です。
以前はモーターショーに貸し出したり、買い取りのオファーの話も結構あった
そうなのですが、やはり大切な思い出のマシン、売らずに手許に置いていた
のですが、雨風も十分に凌げない保管場所でかなり酷い事になっています。
果たして直せるものか・・・と不安ですが、知人から良いお店を紹介して
頂いたので、取りあえず相談してみようと思います。
最悪、NC旋盤もフライスもあるので全部作り直す事もできますから、直らない
って事はないと思いますが、本業もありますし、数年がかりの大仕事になり
そうです。
当時始動する度に人垣が出来たというエンジン音を、祖父が元気な内に必ず聞かせてやる!
がんばります!
[以前の日記]