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2006年10月18日 00:00

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三壊 - 岡山練習転倒 x3

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左:岩脇さん→K  中:K→岩脇さん  右:???

今日は朝7時台から岡山国際を走ってきました。
岩脇さんと前走・追走を交代しつつ、オンボードの撮り合いです。

やっぱり同じ位のタイムのライダーと走ると盛り上がりますねー!
特にペースの遅いマシンをパスしたりして車間が空くと、追いつくのに気合いが入って楽しい!

カメラやセッティング等、調子悪くて、懸念事項は色々あるものの、走るのは純粋に楽しくて、わくわくします。

2枠目。
表ストレートで半分離れた40~41秒台周回の岩脇さんを追います。ダブルヘアピン進入まで攻めまくり、追いついた!っとインにライン取りするものの、刺す所までは行かず。

目の前を横切る岩脇さんに思わずブレーキを強めると、マシンはジャックナイフ状態へ。

―― しまった。やっぱりFブレーキのエア抜きするべきだった
―― やっぱりリア車高ちょっと高かったか
―― フロントのSC1グリップ良いなぁ。流石ニュータイヤ

いつものようにスローモーションに変わった世界で冷静に考えるものの、もう修正不能な領域です。

ここでブレーキ離してどこ行くか分からない状態にするのはコワイので、このまま転倒する事にします。

ストッピー大失敗状態で視界がキレイに前転してゆき・・・

―― いや、ちょっと待て。

―― このまま真っ直ぐに前転するとバイクが真上から降ってくるって。それはマズ過ぎる。

最大回避運動。

ハンドルを離し、バイクと投射線をずらすべく、もどかしい程ゆっくりしか動かない右足で目一杯ステップを蹴ります。

右腕と頭を胸へ抱えこみ、左腕だけ伸ばして半身になりつつ、背中を丸めて。ムーンサルトの後半と同じ要領。

長い長い空中浮遊感。

で、背中から接地。

―― うげ。肺が急激に膨らんだかのような衝撃。去年肋骨を折った時を思い出します。

続けて視界の下半分を占めている黒い塊(バイク)が左脚のすぐ先で地面に当たる気配。(新品シートレールクラッシュ(T_T))

さらにその塊が急に膨らんだかのような巨大なプレッシャー。
(一回転してフロントから倒れ込んで来たらしい)

脅威であるバイクを注視したいのだけれど、むりやり慣性で転がされます。いつも思う事ですが、このスローモーションの世界では慣性は絶対です。手や足はゆっくりとなら動くんですが、慣性には全く逆らえません。

初めて転けた時、滑走を止めようとしてグローブで地面を叩いたけれど、見る見る破れただけでした。手足がひっかかると転がされまくるし、素直に回る事にします。
(※眼球も動かない気がします。視野の特定の部分に注意を集中する事はできるのですが。音は聞こえたり聞こえなかったり)

―― こっちくんなよー!

背後で膨れあがる死の気配に肝を冷やしつつ、数回転がってようやく停まりました。

―― とりあえず潰されずにすんだらしい。

―― 呼吸はできないけれど、肋骨も無事らしい。

我に返ると思いっきりコース上なので、四つん這いでグラベルに退避ー。

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・・・赤旗だしちゃいました。ごめんなさい・・・(_o_)。

しかし・・・ 先月から3回走って3回転んでいるのは我ながらどうかと。

家庭用ゲームやってるんじゃないんだから、もっと本気で転倒を怖がらないとダメですね・・・。

身体のダメージは結局無しで、ツナギとグローブはちょっとだけ補修が必要な感じです。

バイクはホイールが前後ともに曲がっちゃったので、財布にも痛いダメージになりそうです(T_T)
#ホイールとシートレールしか壊れていないので、本当に綺麗に縦回転したらしい・・・。(なんとスクリーンも無傷)

というわけで、3枚目の写真は多分世界初の「空中背面状態のハイビジョンオンボード映像」でした(^^;;;;

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