祖父
実はつい先日まで知らなかったのですが、私の母方の祖父は2輪レーサーだったそうです。
私が4年前にロードバイクに乗り始め、レースにも出るようになったのは全然別のきっかけなのですが(また機会があれば日記に書きます)、この祖父には、血、というものを感じます。
#私は幼い頃、祖父母に預けられていた期間があるので、特にそうなのかもしれませんが、祖父とは共感する事柄が多いのです。
祖父は戦時中は憲兵隊所属の狙撃兵でかなりキツイ人だったらしいですが、戦後も事業を興したり、馬術(障害レース)の全日本大会で活躍したり、100頭以上犬を飼っていて猟友会の有力者だったり、なんか色々精力的な人でした。
レースに出ていたとは知りませんでしたが、祖父が走っていたのは今のオートレースの原型になった未舗装のダート時代らしいです(写真)。
かなり本格的に走っていて戦歴は輝かしく、鈴鹿サーキットの創設にも関わったらしいです(!)
当時も賭けレースですので、自分の勝ちに賭けて週末に家が建つような金額を稼ぎ、チームや友人を引き連れて飲みに行って、月曜日までに全部使って帰ってきたと聞きました(祖母談)。
現在オートレースで左右のハンドルの高さが違うのは、祖父のチームが最初に考案したと言ってました。
色々ととんでもない話ですが、本人を思い返せば確かにありそうな話で、話を聞きながら笑ってしまいました(^^;;
写真に写っているバイクは、私にはメーカーすら分からないようなもの(メグロ? 昭和クルーザー??)なのですが、ご存じの方がいらっしゃったら教えて下さい。
なんか、倉庫にまだ残っているかも知れないそうですので・・・。
って、亡くなったような書き方をしましたが、実は、当年とって90歳の今でも壮健です(^^)
未だに猟銃(ドイツ製スナイパーライフルにNikon特注のスコープ装備)担いで冬山に登り、山小屋に泊まりつつイノシシや鹿を撃っておられます。
(音速超える弾速で動物撃つなよ・・・肉残らねぇよ・・・)
送ってもらった鹿肉が、今も冷凍庫に入っています(^^;;