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練習走行 アーカイブ

2006年10月10日

再壊 - 岡山練習転倒 x2

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日曜日はKONMAさんが確保して下さっていたピットに甘えて岡山国際に練習走行に行ってきました。

他メンバーは、ばたやんさん、姥さん、カメラマンとしてxenoさん。オートルース組です(笑)

久々の走行なのでリハビリ&筋トレだけのつもりだったのですが、思ったよりもずっと乗れてません。
リアの車高も下げても上げてもしっくり来ず。

そして、ダブルヘアピンの進入で全日本と思しき600について行こうとしてフロントからスリップダウン・・・。

タイヤがマズイのも分かっていたはずなのに、我ながら乗り方が雑でした。

ベストより2秒近く遅いペースで転倒するっていうのは、本当にどうかと。
P-LAPもまた壊してしまったし、反省・・・。

縁石で跳ねて2,3回転しちゃったので、スクリーン・シートレール・シートカウル・タンク・ステップとダメージは結構大きかったのですが、幸い走行性能には支障なし。

皆さんに手伝ってもらって30分で応急処置して、なんとか次の枠を走る事が出来ました。(身体はいつも通り無傷です)

転倒の記憶を上書きしつつ、スクリーンの無いクリアなオンボード(笑)で後ろから追跡撮影したりしてました。

走行後は写真やビデオを見ながらサーキットレストランで2時間以上バイク談義で盛り上がりました。楽しかったー。

今度は岩脇さん(オートルースの店長)も交えてぜひ一緒に走りたいものです!

左:転倒前 中:転倒後(T_T) 右:姥さん・ばたやんさん
(xenoさん撮影)

2006年10月18日

三壊 - 岡山練習転倒 x3

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左:岩脇さん→K  中:K→岩脇さん  右:???

今日は朝7時台から岡山国際を走ってきました。
岩脇さんと前走・追走を交代しつつ、オンボードの撮り合いです。

やっぱり同じ位のタイムのライダーと走ると盛り上がりますねー!
特にペースの遅いマシンをパスしたりして車間が空くと、追いつくのに気合いが入って楽しい!

カメラやセッティング等、調子悪くて、懸念事項は色々あるものの、走るのは純粋に楽しくて、わくわくします。

2枠目。
表ストレートで半分離れた40~41秒台周回の岩脇さんを追います。ダブルヘアピン進入まで攻めまくり、追いついた!っとインにライン取りするものの、刺す所までは行かず。

目の前を横切る岩脇さんに思わずブレーキを強めると、マシンはジャックナイフ状態へ。

―― しまった。やっぱりFブレーキのエア抜きするべきだった
―― やっぱりリア車高ちょっと高かったか
―― フロントのSC1グリップ良いなぁ。流石ニュータイヤ

いつものようにスローモーションに変わった世界で冷静に考えるものの、もう修正不能な領域です。

ここでブレーキ離してどこ行くか分からない状態にするのはコワイので、このまま転倒する事にします。

ストッピー大失敗状態で視界がキレイに前転してゆき・・・

―― いや、ちょっと待て。

―― このまま真っ直ぐに前転するとバイクが真上から降ってくるって。それはマズ過ぎる。

最大回避運動。

ハンドルを離し、バイクと投射線をずらすべく、もどかしい程ゆっくりしか動かない右足で目一杯ステップを蹴ります。

右腕と頭を胸へ抱えこみ、左腕だけ伸ばして半身になりつつ、背中を丸めて。ムーンサルトの後半と同じ要領。

長い長い空中浮遊感。

で、背中から接地。

―― うげ。肺が急激に膨らんだかのような衝撃。去年肋骨を折った時を思い出します。

続けて視界の下半分を占めている黒い塊(バイク)が左脚のすぐ先で地面に当たる気配。(新品シートレールクラッシュ(T_T))

さらにその塊が急に膨らんだかのような巨大なプレッシャー。
(一回転してフロントから倒れ込んで来たらしい)

脅威であるバイクを注視したいのだけれど、むりやり慣性で転がされます。いつも思う事ですが、このスローモーションの世界では慣性は絶対です。手や足はゆっくりとなら動くんですが、慣性には全く逆らえません。

初めて転けた時、滑走を止めようとしてグローブで地面を叩いたけれど、見る見る破れただけでした。手足がひっかかると転がされまくるし、素直に回る事にします。
(※眼球も動かない気がします。視野の特定の部分に注意を集中する事はできるのですが。音は聞こえたり聞こえなかったり)

―― こっちくんなよー!

背後で膨れあがる死の気配に肝を冷やしつつ、数回転がってようやく停まりました。

―― とりあえず潰されずにすんだらしい。

―― 呼吸はできないけれど、肋骨も無事らしい。

我に返ると思いっきりコース上なので、四つん這いでグラベルに退避ー。

---------

・・・赤旗だしちゃいました。ごめんなさい・・・(_o_)。

しかし・・・ 先月から3回走って3回転んでいるのは我ながらどうかと。

家庭用ゲームやってるんじゃないんだから、もっと本気で転倒を怖がらないとダメですね・・・。

身体のダメージは結局無しで、ツナギとグローブはちょっとだけ補修が必要な感じです。

バイクはホイールが前後ともに曲がっちゃったので、財布にも痛いダメージになりそうです(T_T)
#ホイールとシートレールしか壊れていないので、本当に綺麗に縦回転したらしい・・・。(なんとスクリーンも無傷)

というわけで、3枚目の写真は多分世界初の「空中背面状態のハイビジョンオンボード映像」でした(^^;;;;

2006年11月30日

カメラステー

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モトルネ前に作ったオンボードカメラ台です。

90度ステーと2mmのアクリル板の簡単な作りで、アクリル板は裏面を平らにする為に2枚重ねになっています。ビスはM4x10mm。

タンクへの固定は屋外用強粘着ブチル両面テープで。
振動も全くありませんし、転倒しても外れないのはみなさんご存じの通り(T_T)
#テープを貼る前に必ずブレクリで接着面を脱脂します。テープは毎回新品を。

使い勝手は良いのですがちょっと重いので、オフシーズンに軽いのを作ろうと思っています。


で、昨日の岡山国際練習走行、ばたやんさんの追走動画をアップしました。

http://racing.kengyang.com → Gallery → [回線速度] → [Battle!!] → [20061129 K > ばたやん]

乾きかけのセミウエットで路面温度も低く、前のフルウェット枠で滑りまくっていた私は超安全走行・・・。

この路面でヤバげに前も後ろも滑りながら、39秒台に放り込むもりぞーさんは異常。

2006年12月21日

初ミニバイク!&オンボード追加!

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友人に誘われてスポーツランド生駒に行ってきました!

マシンはXR100というおもちゃみたいな感じのミニモタード(?)バイク。

大型バイク以外で攻めた経験が無いので、初めてのミニバイクは新鮮です。

最初はタコメータが無かったり、どこまで倒して良いものやら分からなかったりして戸惑いましたが、最後の方はそれなりに楽しく走ってました。よく言われますが、馬力が無い分、色々考えさせられて勉強になりました。・・・面白い!

NSR50にもちょっとだけ乗せてもらったのですが、バンクさせたらシフトレバーに爪先が入りません(笑)
逆チェンならまだマシなのですが、正チェンだとどうしようもないですねー(^^;;
(実はこれが2st初体験)

10歳未満だと思われる子供が操るNSRがめちゃめちゃ速くて格好良かったです。岡山走ったら間違いなく2Aクラスのライディングフォーム!

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そして、一番衝撃的だったのがカート!
サスが無いだけあって、ダイレクト感は凄いものがありました。前輪にブレーキが無いので減速Gはあまりかけられないのですが、アクセルベタ踏みで切り返す時の横Gとスリルは抜群ですね。
(何処までいけるか試したら、派手にスピンしてコースアウトしました(笑))

うーん、カートまた乗りたい!


スポーツランド生駒のオンボードは、Chessさんから戴いた 「鈴鹿ツインサーキット (R1)」 のオンボードと合わせてGalleryのTimeAttackに追加してあります。よければご覧下さい~。

>Chessさん
オンボード提供ありがとうございます! 近いうちにツインサーキット走ってきますね!

2007年05月13日

岡山練習

土曜の練習走行、薄雲混じりの気持ち良い天気でした。
路面温度は前回の15℃から、なんと43℃へ。
すっかり季節が変わりました。

今回はずっとおかしいと思っていた燃調を再調整(※)して、プラグも交換しました。サーモスタットもラジエーターファンもブザーも外しました(今まで付いていたのかよ!)

走った感じは非常に良好です。というか、ドンツキといいアクセルオフの時の挙動といい、前までのは完全に“壊れて”ましたね・・(^^;;

午前の枠は各所確認しながら流して走っても楽々38秒周回。午後のタイムアタックを楽しみにしていたのですが、お昼はドリフト走行会。
1コーナーから裏ストレートまでオイル処理で、かなり気持ちが萎えました(X_X)

でも問題点は直せましたし、次の走行が楽しみです!


※EMProを付けているのに、2次エアをキャンセルしていなかったのが原因だったようです。マフラーから激しく炎を噴くマシンになっていました。プラグもスロットルボディも真っ黒・・・(^^;;
全然原因が分からず、半年不調な状態で走ってしまいました・・・。

今回はtopsLIFEさんに連れて行って頂いたSBS KIDANIさんで見て頂いたのですが、木谷さん、本当に良い方で。昔のレースの話とか8耐の話とか、色々面白い話も聞かせて頂きました。

こうやって色々な楽しい人達と知り合えると本当に幸せを感じます。バイク乗って良かったなぁ。

[写真]
外したサーモスタット。結構でっかいです。水温が10℃下がりました・・・。

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2007年06月28日

自己ベスト更新&レース準備

今日は岡山に練習に行ってきました。

残念ながら1枠目終了後に雨が降り始め、実質20分位しか走れませんでした。でも、タイム的には38秒1とベスト!

先日から微っ妙?にですが、走る度に自己ベスト更新中です(^^)
ようやく37秒が現実的になりました。

全体としてもインラップ(2周目)39秒、後は全部38秒台前半で安定して周回できていますので、去年色々苦しんでいたのが嘘みたいです。
やはり的確なアドバイスと車体セッティングは何ものにも勝るチューニングですね。先輩方に感謝感謝です(_o_)

#ただ、3,4周目あたりからチャタリングが出るのをなんとかしたいのですが・・ サス暖まって減衰不足かな。


で、後の時間は一緒に来ていたR600のN野さんのデータログをオリジナルソフトで分析して、狂いまくっていた空燃費をセッティングしていました。

とりあえずアクセル開度と回転数に対して理想空燃費に合わせます。アトウッド立ち上がりと最終のセッティングをぴったり合わせるだけで1秒は変わります。

N野さん、マフラーが変わったばかりで、かなーり濃い(空燃費11.1とか)形になっていたので、大きく修正します。
(※データ画像は私のR1000のものです)

って、どうやら週末もりぞーさんが借りるかもしれないって事で、同じレース走るライバルのバイクを一生懸命速くしているワケですが、まぁその辺は良いとして(笑)


前回のエリア600の話を聞きつつお昼をご馳走になり、帰り道はtops LIFEさんの所にホイールを貸して頂きに寄りました。
ホイールの上、チェーン交換の仕方までとても丁寧に教授して頂きました! 本当にいつもありがとうございます。

で、つけていた530チェーンは至る所歪んでいて、遙か前に寿命だったとの事・・・(^^;;
新品の520は今まで聞いたことの無い音で回ります。軽っ。

これで週末のレースは心おきなく走れます。

今回は沢山の方が応援して下さっていますし、頑張ってきます!

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2007年08月20日

岡山Suzuki占有走行

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[写真]
 左 : 気温37.2℃!
 中 : 店長と一緒に晴れを走るのは久し振り!
 右 : 超速の進歩のしん1さん フォーム綺麗!


土曜日は岡山に練習行ってきました。

レポートも日記も溜まってはいるものの、やはり走る事の方が優先です(^^)
 (あくまで仕事の次に、ですが(^^;;)

私は通常練習枠を走りましたが、当日はSuzukiの占有走行がありました。基本先導付の走行会ですが、お世話になっている木谷さんや先日の8耐チームの第一ライダー、石川さんが私のマシンに乗って軽くチェックして下さるというので、何を置いても行かねばならない日だったのです!

しかも、あの北川圭一さんが来られているというので、お会いできるのをとても楽しみにしていました。


北川さんは、ロードレース好きには説明の必要など無い方ですが、1990年の国際A級昇格からずーっとレース界の上位で活躍し続けてこられた方です。

2003年の全日本選手権では年間チャンピオン、2004年はルマン24時間などの世界耐久選手権で2度優勝、2005年は同世界耐久選手権5戦中4戦で優勝し、日本人初の世界チャンピオンを獲得という、文句なしの超Aクラスライダーです。

特に私はずっとバイクの世界に興味が無く、2002年型のR1000に乗り始めてから初めてバイクやレースの世界を覗いたので、往年の有名ライダー(シュワンツやローソンなど)の名前は全然知らず、最初に名前を覚えたライダーはその年の優勝者(しかもR1000で)、北川さんです。

基本的にどの分野でも誰かの「ファン」になるような事には全然興味が無い私ですが、北川さんにはちょっと特別な思い入れがありました。

幸いバイク話からデータロガーの話など結構長い時間お話ができて、内容にも興味を持ってもらえました。
「こういう事できる人がバイクの世界にはホント少ない」
「(MotoGP界でデータ分析を寡占している)2Dを追い出してよ(笑)」とか、笑いながら連絡先を持って行って下さったので、ひょっとしたら北川さん経由で何か仕事ができるかもしれません。
(出来たら光栄だなー!)

とても気さくで、優しい感じの方でした。店長や8耐でお世話になったエンジンチューナーさんと同じ、「目がきらきらした少年のまま大人になった」系の人ですね(^^)


肝心の私のバイクはかなり悪評価で、「とにかくフロントが動かない」「油面が高い、オイルが固い」「立ち上がりで外に出て行くしかない」と、セッティングがかなり悪い状態だという事を再確認できました。石川さんなんか「ちょんちょんで僕には無理?」と切り捨てられました(^^;;

でも、色々困っていた事の解決への方向性を示して頂けたので、とても助かりました。お正月に換えたっきりのフォークオイルも、9000km以上ノーメンテのエンジンも、いい加減限界なのは分かっていましたし、ちゃんと手を入れる事にします。

出ていないタイムの事を言っても笑われるだけですが、この状態で37秒なら、今年中の36秒は決して高い目標ではないハズです。
必ず到達しろ!>自分


久々に店長やオートルースの方達と走ったり話したりできて、タイムやセットはヘロヘロでしたが、とても楽しい日でした。

ただ一つ、tops LIFEさんの転倒さえ無ければ・・(X_X)

マシントラブルで1コーナーの立ち上がりでリアタイヤがロックしてしまったらしく、ハイサイドでかなり酷い飛び方だったようです。

すぐ救急車で津山の病院に運ばれましたが、頸椎骨折と左足首の粉砕骨折で入院される事になってしまいました。
頸椎の方はそう酷くはなく、神経には特に異常は無いとの事で一安心です。

あの無尽蔵のエネルギーを持ったtops LIFEさんの事ですから、すぐに飄々と復活してくると思いますが、それまでサーキットが寂しいです。

一日も早く帰ってきてもらって、同じレースを走りたいです。
待ってますよー!

2007年09月14日

お空を向いて・・・

全日本マシンの燃調セッティング仕事&レース直前練習で岡山でした。

サポートマシン、未だかつて見た事の無いカラーリングでした。クリームピンク?

で、どー見ても異常なMAPが入っていた(※)ので、さっそく調整。自分のマシンもあって時間が厳しいのですが、とりあえず、ロガーの裏スト実測合わせでパワー空燃費を割り出して全開領域だけでも揃えます。終速8kmアップ。論外。

※前の燃調屋さんが走行後、必ず嘘MAPに書き戻していたそうです。そうか、全日本はそういう世界なのか・・・。

下の方はなかなか合わず、色々パーツを調整したり交換したりしましたが、続きは明日に。エリアはともかく、月末までには細かい所まできっちり仕上げたい所です。


自分の方は不調の足回りを大きく振ってみて、悪くない感じかな・・・と思って攻め始め、ヘアピン立ち上がりでワイドオープン。
空高くフロントが浮いて・・・まぁ、行けるだろうって思ったんですが、次が急な下りなのでなっかなか落ちてこない(^^;;

そろそろ接地しないと次の左が曲がれない~と舵角&バンクがついた状態で接地させてしまい、残念ながらフロント耐えきれず、そのまますっ飛んでグラベルへ。

レース直前で転倒かよーっとちょっと焦りましたが、幸いジェネレーターカバーとスライダーの損傷だけで済んで、すぐに復帰できました。
一応ピットで各部の増し締めと砂利吐きを済ませ、もう一回コースイン。走行に問題なし!

なんか変な音がするフロントとか一部接触しているリアとか、色々問題点は山積み(>_<)なのですが、本番はニュータイヤパワーでゴリ押しします。晴れればですが・・・。


しかし、ウイリー転倒はハズカシイっす。アクセル緩めろよ、とか、リアブレーキ踏めよ、とか(XX_XX)

くー。レース終わったら原付とブラックバードでウイリー特訓します! 何処まででも走れるようになってやる!


あ、ピットは12Aです。気軽に覗いて下さい?。

[写真]
 左:本番カラーリングはまだなので一部モザイクで。
 中:前輪速度センサーの探索中・・・orz
 右:すげー使うの楽しみに買い置きしていた新バンドエイドが使えて満足っ(^^) 肘に1cm程の微っ少な擦り傷が出来ただけですが(^^;;

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2007年10月14日

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金曜は鈴鹿のSUZUKI占有走行を走ってきました。

バイクに乗るのは一ヶ月振りです。楽し~。

でも、やっぱりスピードレンジが高い鈴鹿は難しいです。

本気で攻めるのには相当覚悟が要りそうです。

岡山の最終戦が終わったら、来年は鈴鹿でのレースにも出られるように気持ちを切り替えます。
(って、その頃には真冬もいい所ですが(^^;;)

帰り道、空が高くてすっかり季節が変わった事を思い知らされました。

もう10月半ばなんですね。なんか、まだ夏が続いているような気分でした。


土曜はお世話になった方のお葬式でした。

供花。黙祷。ここ暫く続きますね・・・。

季節も人も変わって行くのが、なんとも言えない気分でした。

2007年11月10日

岡山練習、自己ベスト更新、そして・・・

長文なので忙しい人の為のまとめ
・乗り方変えました
・練習で試したら自己ベストでした
・後はオンボード動画をご覧下さい・・


ハイカムに交換しての前回の練習走行。
恥ずかしながらタイムが落ちました(T_T)

最高速は確実に上がっています。裏ストレート終速で約10km/h。ピンポイントのピークパワーで言うと10%以上でしょう。加速度データは、以前には見た事の無い数値です。
(勿論、私が燃調合わせたK7の全日本マシンには劣りますが・・・)

しかし、ネガもあります。

12000rpmから上のドッカンターボの様なエンジン特性、8000~9000rpmの岡山インフィールド立ち上がり部分にぴったりはまる谷。

そして何よりも、今までよりも高速域からのコーナー進入の難易度。
進入直前に急に速度が上がるので、前後のピッチングモーションも大きくなり、人間がついて行けません。

「パワーだけ上げてもタイムは落ちる」よく言われている事が身体で理解できました。

#勿論、めちゃ悔しかったですが・・・


その後、モトレヴォの手伝いを含め乗れない期間がかなり長かったので、自分の走りをじっくりロガーで分析しました。


37秒の自分と33秒の全日本ライダーのデータ。
違う箇所を全コースに渡ってリストアップしていきます。
(向こうはスリックなので全部同じ事はできませんが・・・)

どこのセクションで何秒ずつ落しているのか?
-- 1コーナーからアトウッドまでで1秒。マイクナイトからホームストレートまでで1秒。
 他はそれほど遜色なし! とにかくマイクナイトと最終が遅い・・・。

アクセルの開け方はどう違うのか?
-- 開け始めから全開までにかかっている時間が違う。無駄な所で開けない。
 ラインや姿勢を選び、短時間に全開まで持って行けるポイントから即座に全開に。

コーナー進入からクリップまでの減速のかけ方はどう違うのか?
-- 常に最大Gで減速をかけ続ける訳ではない。重要なのは減速Gそのものではなく、
 その変位から導かれる各部位での車体姿勢。

etc...


結果、自分の悪い癖がいくつも見つかりました。

頭の中で乗り方を変えます。

このエンジン特性でタイムが出せるはずの乗り方。
安全に、この先タイムアップを続けられる方向性。

木谷さんやsamさん、矢野さんや石川さん他、師匠達のアドバイスも反芻して、とりあえず手を付けられそうな所から再リストアップします。
(「最アウト側から進入する」とか、「切り返し時の身体操作」とか「リアブレーキ」とか諸々。いきなり全部は無理ですが!)


たった一回の練習でタイヤの美味しい所を使い切ってしまうようになったのもありますが、そろそろガムシャラに走り込むだけでは本当にダメになって来たのを感じます。

毎回ニュータイヤでガンガン練習するのは経済的に無理ですし、転倒や怪我のリスクも増えます。何より、偶然出たタイムやセットでは先に繋がりません。

最初に何を練習するのか、何のセットを出すのか、明確にイメージして練習に行かねばなりません。以前よりも、格段に事前準備にかける割合が増えました。

今回はその時間が最大です。
燃調MAPも念入りに再調整して最高に手間をかけたスペシャルMAPでいきます。


その甲斐あって、今日の練習走行は実りのあるものでした。

今までの癖を変えるというのは結構辛かったですが、アクセルの開け方をガラッと変えて走ります。今まで開けていた所で開けない。イライラします(笑)

1枠目はその走り方に慣れるのに使い、2枠目。

インラップ39秒。後は全て37秒台で走れます。

まだまだブレーキング、立ち上がりでタイヤグリップのマージンを残しています。

この時点でタイムは37秒2。自己ベスト更新です。コースレコードまで0.5秒!


これは良い! 正解だ! 1回ピットで休んで次はタイムアタックしよう!!

・・・と思いつつ、無理せず普通に進入したダブルヘアピン1。

オンボード動画

倒し込んだ所でジェネレーターカバーガードが思いっきり接地してます。
バンク角が全然足りてません。

「あ、そういえばこないだ新品に交換したっけ・・・」

以前のガードは接地し続けて良い感じに減っていたのですが、新品はやたら分厚いのです・・・。削っておくべきだった・・・。
(ま、そもそも進入ラインが悪くて無駄に長くフルバンクしているので、言い訳でしか無いんですが・・・orz)

という訳でリアが浮いてさようなら~(^^;;/~~~でした。


マシンの損傷はジェネレータカバー割位でそれほど大きくはなく、1週間程度で復活予定です。
人間は動画の最後に映っているように、転がってすらいないので完全無傷です。


注意不足&整備不良&やっぱり腕、で転倒してしまいましたが、マシンもライディングの方向性も良い感じです。

今年最後のレース、今年の目標に向けて頑張ります!

2007年11月27日

トラブル発生!

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左 : 氷点下・・・
中 : カウルがボロい(T_T)
右 : エンジン停止時のロガーデータ。
   加減速Gデータ(ピンク色の棒グラフ)の変動がひどいです。


土曜は岡山国際で練習走行でした。

最近、仕事も趣味もバイク漬けです。幸せな事ですが「本当にこれでいいんだろうか・・・」と思わなくもないです(^^;; 結果を出さねばなりません。


到着して走行前に路面温度を測ると・・・日陰は“ひょーてんか”です。
そんな路面に適合するタイヤなんかありません。
BSにでもスタッドレスを作ってもらわないとダメですね(X_X)

12/9のレース、特に朝の予選はこんな感じでしょうね・・・。
せめて11月中に最終戦やってほしいなぁ・・・。

1枠目
いい加減もう転けたくないのでへろへろ走ります。
コースとラインを改めて確認しつつ、タイヤが滑る事もなく終了。

2枠目
幸い日差しは強く、日向は17、8℃まで上がりました。

今回はSC1(ピレリのソフトコンパウンド)のテストです。
SC2(ミディアム)と比べてコンパウンド自体はソフトながら、カーカスの剛性は上げてあるという、結構特性の異なるタイヤです。

少し潰してフロントの感覚を確かめた後、折角のニュータイヤなのでアタックします。2周目に38秒台に入れ、3周目の裏ストレート。

ロガーによると、5速 13180回転、259.1km/h。

まさに6速にシフトアップしようとした直前、いきなりエンジンが停止します。

0.5Gの加速状態から突然落差1G以上の減速状態に放り込まれ、振り落とされかけます。

一瞬事態が理解できませんが、反射的にアクセルをオフにします。(0.3秒後)

幸いコース中央より右を走っていたので右路肩いっぱいいっぱいまで寄ります。転倒よりも追突が怖いです。

再度アクセルを開けても加速しない事を確認します。
やっぱりエンジンは止まっています(0.8秒後)

セルボタンを押します。かかりません。(1.2秒後)

コース外退避が頭に浮かびますが、この速度でいきなり芝生に出たら確実にコントロールを失ってコースサイドに突っ込むでしょう。バラバラになって跳ね返った車体や破片をコース上にばら撒くかも知れません。

260km/h(※)は600ccの最高速(@岡山)を超える速度です。1000ccでもノーマルなら最新モデルでないと到達は怪しい位の速さです。 (※:後輪軸速度)

振り向く余裕は無いですが、境界線上を走りながら前後ブレーキをかける準備をします。幸い、通常のブレーキング開始位置がすぐ目の前です。
数える程の台数しか走っていなかった事を考えても、追突の危険はかなり低くなったハズです。
(ここまで1.5秒)

イン側一杯で減速し、路肩を走りつつ振り返りますが、後続はいません。オイル等を吹いた様子も無いです。
再度セルボタンを押しますがダメです。

ヘアピン手前の路肩で完全に停止しました。

一度キルスイッチを入れ直して、数回セルを回すと・・・何事も無かったようにエンジンがかかります。

うーん、なんだ??
ブローが一番恐かったのですが、エンジンに問題はないようです。


一旦ピットに戻り、チェックするも特に異常は無し。


警戒しつつ再度コースインして数周してみると、やはりストレートエンドで失火・エンジン停止がおきます。

残念ながら今日の練習はここまで・・・。

路面も良い感じだったので、あわよくば自己ベスト・・と思っていたのですが・・・
このトラブルを直さないとレコードやチャンピオンどころか、リタイヤの可能性が大ですorz


色々な方に相談した所、シフターの点火カットセンサーか転倒センサーが怪しいらしいので、調査・交換予定です。

うーん、直れ~~。

2008年01月20日

走り初め! 初近スポ!

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 左:超コンパクトなもりぞーさん
 中・右:09RRさん。フォームめちゃ格好良いです。祝、自己ベスト更新!!


本日は岡山国際のプレシーズン練習会の日だったのですが、予想気温「0℃(X_X)」に萎えてキャンセルしました。3枠走って2枠分の料金とはいえ、朝の枠をキャンセルするなら意味無しですし。
#どうせR1000はマフラーべこべこのままだし・・・orz

で、ゆっくり部屋の片付け&溜まった仕事の整理でもと思っていたのですが、朝メールを見ると09RRさんから近畿スポーツランド練習走行のお誘いメールが。

さっそく午後いちからもりぞーさん&他のPEE'Sメンバーの練習走行に混ぜてもらってきました!

初キンスポ、ミニバイクは去年の生駒に続いて2回目です。

ここは生駒や堺カートランドと違ってミニバイク専用サーキットで、路面も良いし練習もたっぷりできるとの事。初めて行ったのですが、なんか細い道を延々山の上まで登りました。

FOMAが圏外だったのはかなりビビリましたが、auのデータ通信カードが繋がってくれたので仕事の呼び出しはMSNMとPCメールに送ってもらうように事務所に伝え、既に集合済みのPEE'Sメンバーにご挨拶。


路面温度は5℃。岡山よりはマシ・・・かな??
途中の橋にはうっすらと雪が残っているし、こっちも大概ですねー(^^;;


まずは09RRさんのXR100をお借りして、恐る恐るコースイン。
って、キックの仕方から分かりません(笑)
#ブレーキペダルを邪魔にならないようにどけないといけないんですね。

最初の走行はどこまで攻めて良いものやら分からず、恐る恐る走ってましたが、2枠目はそれなりに走り方も分かってきて、タイムは45秒ちょい。
初走行にしては悪くないそうです。

12インチタイヤはめちゃめちゃグリップしてくれて、まっだまだ行けそうなんですが、いきなり転けそうでもあります。よく分かりません(^^;;

しかし、XR100はとても走りやすいですね。懐深く、一つ一つの操作にちゃんと応えてくれる感じです。ミスったらはっきりわかりますし。タイヤが余りに勝ち過ぎているとは思いますが、色々な乗り方が試せるので、確かにビックバイクの良い練習になりそうです。


最後、終了時間前にもりぞーさんの乗るNSR50と交換してコースイン。

こっちはダメダメです。パワーバンドが9500-11500位しかありません。ギアの選択をミスったり、ちょっと回転落しすぎたりすると恐ろしいほど遅くなって、とてもまともに走れませんでした。前後荷重移動? 切り返し? 無理!!
いかに自分が1000ccの馬力に甘えた乗り方をしてきたか分かります。

後から「半クラ使え」って言われて、まったくそんな発想すらなかった自分に呆れましたが(笑)

結局、とっちらかりながら、何周目かのクランクでギアが入らず荷重が抜けた状態で進入→切り返しで後ろ→前と滑って転倒。

ピカピカのPEE'S号を傷物にしてしまいましたm(_o_)m
#まぁ、その前にもりぞーさんも転けてましたけれどねっ(笑)


その後ちょっとバタバタしたものの、最後はみんなでPEE'Sに戻り、日付が変わるまでだべって終了。

という感じの今年初走行、初ゴケでした!


ミニバイク楽し~!

練習用に早速購入決定です。目指せ近スポ43秒!

2008年02月11日

練習@猪名川


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 左:気持ちよさそうにフロントリフトする石川選手。
 中:安定している木谷さんウイリー
 右:無様・・・


先日、粉雪舞い散る猪名川サーキットに木谷さんと石川選手と練習に行ってきました!

バイクはRM-Z450とXR100とGS50、そしてセピア!(古い2st原付)

初めて乗ったモタードマシンのRM-Zはとてもパワフルで、フロントがぽんぽん浮きます。上半身トレーニングの為にロード乗りは禁止なので、見よう見まねで足を出しますが、全然形になりません。メチャメチャ前に乗らないとダメみたいです。
これは相当に練習しないと「リア滑らせつつ進入」とか出来る気がしませんねー(^^;;

 写真(左)は気持ちよさそうにフロントリフトする石川選手。

これはこれでかなり楽しいのですが、結構スピードも出るし、転けたら人車共にそれなりの被害が出そうです(^^;;


XRは今回はパスで。もうすぐ自前のが来ますし、その前に人のに乗って転けるのもマズいので・・・。


GS50はとても簡単にタイヤが滑るので、特に進入の勉強になりました。
最初、いきなり握りゴケしましたが・・・(北川圭一さんのバイクでした。ひーっ)

最後の方はラインと加重のかけ方を調整して、かなり全開時間が長く取れるようになってきました。バイクが軽いので人間の動きで相当変わるのは興味深かったです。
でもタイム計測をしていなかったので、それが「速い」走りなのかどうかまではよく分かりません。かなり走行距離が長くなるライン取りになっちゃってたので・・・

その点、キンスポは毎周帰ってきたら電光掲示板にタイムが出ているので、その走り方が成功だったか失敗だったかすぐにはっきり分かって良いですね。キンスポ通わねば!


そして、自分的に今回一番印象的だったセピアによるウイリー練習。

写真(中)の様に、木谷さんは無限に走り続けられます。超低速。方向転換も自由自在。
リアの泥よけをガリガリ鳴らしながら、それはもう、簡単そうに。

学生時代、体操部の部長をやっていた事もあってバランス運動は結構得意なので、出来るようになると思ったんですが・・・

これが難しい! いや、私に才能が無いだけなのかっ??
(無様に落ちる写真(右))

確かに、今までバイクでウイリーの練習した事はなかったですが・・・ それでもこんなに出来ないか?って位、出来ませんでしたorz

結局、最後には転倒してレバー折って終了。

・・・くやしい。

めちゃめちゃ悔しい・・。

むー。

ぜったい出来るようになってやるーーーー。

セピア、どっかに売ってないでしょうか??

2008年02月16日

SHAKE DOWN, NEW XR100!!


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 左:黒っていうより「白」の私のXRと赤のもりぞー号
 中:もりぞーさん撮影
 右:K撮影。慣らしの頭の入れ方じゃねーw


もりぞーさんから、XRが仕上がったとの連絡を受けてキンスポ練習走行です。
キャンペーン期間中という事で4000円引き(!)でライセンスも取得しました。

2008のXR100Motard、もりぞーさんとはハンドルとマフラー以外は一緒のおホモだち仕様・・・もとい、ガチンコバトル専用機体です。PEE'Sの矢野さん、ありがとうございます!

道中は最後にちょっと雪が残っていたものの、コースはドライ。粉雪舞ってて路面温度は限りなく0℃に近いようですが、どうせ慣らしです。濡れてなければ十分!

とりあえずアクセル開度は50%まで。シフトは一つ高めを意識してゆっくりコースインです。新車慣らしっていいですよねー。贅沢!

しかし、1時間位つるんでへろへろと走ってみますが、正直かなり寒いです。
雪舞ってます。しかもさっきまで走っていた人も帰り、コースは完全貸し切り状態。

身体を暖めるべくモタード乗りにチャレンジして見るも、車高の低さも相まって上げた足が一発で攣って死にそうになりました(X_X) 運動不足すぎーっ。かっちょわるいー。

とかやっているともりぞーさんもへろってはらみます。ゆっくり走る方がタイヤも暖まらず危ないかもしれませんね(^^;;

キンスポの田中さんを交えて雑談した後、仕上げにもう一走りします。

・アクセルガバ開け禁止。
・レブらせるのも絶対禁止。
・直線は心持ちアクセルオフ。
・コーナーはそこそこ頑張る!

という走り方で、45秒台でくるくる回ります。もりぞーさんはコースの反対側を走っているので、お互い相手のタイムがよーく分かります。向こうも45~6秒で安定して回っているようです。

と、日も暮れてそろそろ終わりかなーと思った所で電光掲示板に「44秒9」の文字!

ほほう。

慣らしで44秒台に入れるワケですね。入れちゃうワケですね。

んじゃ、こっちももうちょっと頑張っちゃおうかなー!(^^#(ピシピシ

でもエンジン痛めたら何しに来たかわかんないので、ライン取りを調整します。
立ち上がり加速には期待せずに、なるべく大きく回るように。
わざとバンク角を調整して、後輪外径の大小を切り替えて速度と出力を調整します。
(面白いのは、100周走って私とももりぞーさんの走行距離が2%以上も違う事!)
(私の方が長いんですが、同じペースで走ってても全然ラインは違うんですね)

で、こちらも「44秒8」。へへん。

と思って数周したらなんと「44秒5」!!

むむー。
それはー、行ったら転けるかもー。
と思いながら「44秒7」を出しつつ振り返ると、さっさとピットに戻っているもりぞーさん。

おい!出し逃げかよ!(笑)
(いや、一発タイムアタックは国際っぽいです。流石!)

ま、いいかなー。これ以上攻めたら転ける可能性大だしー。と思って私もピットに戻ります。悔しいけれど、本気バトルは次にお預けという事で!

気が付いてみればもうすっかり暗くなってて、両マシンのステップ取り付け部はガッリガリに削れてました(^^;;

二人とも結構危うい状態に何度も陥っていたらしく、乾いた笑いを響かせつつ、視線は火花を散らして終了でした!

XR練習、燃えますね!

もりぞーさんブログレポート [Digital Battle Online]

2008年02月21日

キンスポ練習。そして人生初の・・・!


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[写真]
左:もりぞーさん撮影
右:ばっきり!


猪名川はモタードが大挙して押し寄せてくるという情報を得て、今日の練習は近畿スポーツランドに変更になりました。私としては走れればどっちでもOKです(^^)

XRの慣らしも前回終わりましたし、今日から本格的に攻めていきます!

もりぞーさんとの同仕様ガチンコバトル、そして「誰が最初に43秒台に突入するか?!」のタイムアタックバトル!
1000以上に熱いですね~。

最後の山道には微妙に雪が残っていたものの、天気は快晴!
コンディションはなかなか良好です。

取りあえずタイヤを暖めつつ軽く一走り。44秒6位。

車高が高いのか、クランクでの切り返しがかなり重たい感じです。
あと、ちょっとエンジンがごぼごぼします。
先日に比べて気温がかなり高いので、「空気が薄い」→「相対的に燃料が濃い」という症状です。インジェクションならばちょちょいと3%程補正する所ですが、XRはキャブ車。

ジェットを変えるべき所ですが、持ってくるのを忘れた(^^;;ので、取りあえずこのまま走ります。

途中、リアの車高を変えようとしてネジをバカにしてしまったりするものの、PEE'Sメンバー&楠六さんのお力でなんとか復活!

その間にもりぞーさんはあっさりと「43秒999」をマーク。
予想はしていましたが、速すぎです。
しかもその狙ったようなタイムはなんですか(笑)

しかし、手応え的には決して出ないタイムではありません。ここは続いておかないと引き離されてしまってマズイです。

最終コーナーに三脚&カメラを立ててコースイン。
気持ち良く数周走ります。


ちょっと頑張って「44秒2」が何度か出ますが、どうもしっくり来ないので一旦戻ろうとちょとペースダウンしてクランクに入った所で切り返しをミス。

右→左の切り返しで縁石に乗ってフロントが浮いた!と思った次の瞬間ステップも当たって引き倒されるように左肩からアスファルトへ。

受け身も何も無く、地面にめり込むようにバイクごと突っ込み、全運動量が肩とヘルメットに集中したまま「ガガガガッ」って感じで止まります。

うーむ。やってしまった。力の逃げ場が無くてマズい転け方です。

反転がりして仰向けに。

頭への衝撃は大したことはないようです。意識はしっかりしているし、首も動きます。

両手両足の指も大丈夫。

左肩は痺れてて、これは動かさない方がいいなーって感じです。

晴れた青空を楽しむ間もなく、もりぞーさん達がすぐに気が付いてくれてタンカが用意され、ピットへ。

タンカに乗るのは、岡山ダブルヘアピン進入でブレーキレバー外れて吹っ飛んで以来、2回目です。手数をかけて申し訳ないのですが、手慣れた人達ばかりなので安心です。

手際良く装備を脱がせていただいて、09RRさんの車で病院に。

レントゲンを撮ると・・・うーん、ばっきり鎖骨折れていますねー(^^;;

肋骨も1回折れてますが、ほっといたら治ったのでノーカウントとすると、これが人生初骨折です。

・そうかー、あれ位で折れるんだー。でも、強度的にはそんなもんだよなー。
・これが骨折の痛みなんだ。そんな大した事はないなー。
・おお、ゴリゴリ動いてる。骨の破断面が擦れるとそれなりに痛いなー。
・破断面からの出血で肩がぶよぶよ~。
・肩以外は別に普通に動くんだ。両手指使えるから仕事には支障ないなー。
・これで遂に骨折組かー。

などなど、折角なので初体験を色々楽しみます。
(ちょっとヤバイ人みたいですが(笑))

いつも思うのですが、身体って超高性能な車体&センサーみたいなもので、その性能・強度や各種センサーからの情報は本当に面白いですね。

喜怒哀楽の感情を含めて、その振幅とか強度とか、興味深いです。
痛みの最大値とか喜び・悲しみの境界値とか、経験する度にとても新鮮な気持になります。

手術→リハビリと、残念ながら暫くバイクには乗れませんが、ソフト制作やレースレポート(!)など、やる事は幾らでもあるので、ちょっとインドア派になってます(^^;;

しかし、1000や600では20回近く、200km/h以上でも何度も転んで無傷だったのに、ミニバイクで初骨折とは!

エンジン付の乗り物で無理をする以上、ちゃんと覚悟して注意しろ、って事ですね。

今回はPEE'Sメンバー、楠六さん、キンスポの田中さんにとてもご心配とお世話をおかけしました。特に09RRさん、後半の練習をフイにして病院に連れて行って下さって、本当にありがとうございます。

気持を新たにして、またがんばります!

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